こんにちは、シェリママです☻
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以前記事にした不育症の話。
少し期間があいてしまいましたが、3回目の更新です。
今回は2度目の流産までの話と不育症との出会いについて書いていきます。
何度も何度も恐縮ですが、人によって経過や感じ方、気持ちには当然違いがあると思います。
その点を踏まえた上で、同じような経験をされた方や、大切な人が同じように苦しんでいる方などにも読んでもらえたら嬉しいです。
★2度目の妊娠と流産
2度目の妊娠発覚は2022年1月のことでした。
1度目の流産後に引越しをしていたこともあって、前回とは別の病院に罹っています。
その後心拍を確認、母子手帳もいただいていました。この時は前回と違って、つわりもあり、出血などもなく、産院も決定して順調だと思っていました。
が、9週目で受けた妊婦健診の1回目で予期せぬ事態が起こります。
2週間前に見えていた心拍がまたもや見えなかったのです。
念の為、2人の先生に診ていただきましたが、結果は同じでした。
この時、呆然として誰にも連絡はできず、待合室でエコー写真をもつ他の妊婦さんの横で泣いてしまいました。
院長先生との協議の結果、まだ自覚症状がないことから稽留流産とのことで、手術を勧められました。
この施設では日帰りの手術が可能だったので、3日後のオペが決定。
自分の身に起こったことをイマイチ整理できないまま、淡々と説明を聞いていました。
この時、のちに大変幸福だったと感じるのですが、院長先生が不育症の専門家であったことで様々な提案をいただきました。
2回の流産経験があること、2回とも心拍確認後の流産の経験から、術後に染色体の検査をして原因の1つを追求することになりました。
★不育症との出会い
オペ後に赤ちゃんを染色体検査に回しました。
ちなみにこの染色体検査は保険などの範囲外になるので、実費で約10万円ほどのお支払い。
オペの詳細は省きますが、局所麻酔あり日帰りで終了でした。
数週間後に染色体検査の結果を教えていただきましたが、今回は3倍量染色体という赤ちゃんの染色体異常という結果に。
もともとヒトの染色体は23対計46本存在していますが、この時は69本存在していたことになります。そのため細胞分裂の過程で淘汰されてしまったというのが流産の原因でした。
普通であれば、今回は残念でしたね、染色体異常が原因です。で終了なのですが、この時は不育症専門の先生が主治医だったこともあり、もう少し詳細な検査をすることになりました。
(私の場合は2回の流産どちらも心拍確認後だったことで、私がある程度の検査を希望したことにも関係しています。)
不育症に関しては、これが原因だと必ずしも判明するわけではなく、関連因子についても研究段階であるものが多いです。
私の場合には血液検査で母体側に原因となる因子がないかを確認することになりました。
その検査で判明したことは、血液が凝固しやすい因子を持っていること・自己免疫反応が人より少し強いことでした。
この2つは不育症の患者さんが持っていることがあるとされる因子で、薬剤で多少は抑え込むことができるものです。
主治医からは、ひとまずこの因子を持っていることがわかったので、次回妊娠を希望することになった際には投薬にて因子を押さえ込んでいこうと提案していただきました。
そして、この因子を持ち合わせていて不育症と診断されている方でも多くの場合でその後の出産につながっている方がいることも教えていただきました。
もちろん2回の流産という経験は非常に悲しく、今思い出しても涙が出るものですが、この時に不育症という考え方と出会い、しっかり検査したことでその後の結果が変わっていたと思っています。
そしてこの時、幸運にも不育症の専門の先生に診ていただけていたことに感謝するばかりです。
不育症はまだまだ研究段階のことも多く、日本には専門家が少ないのが現状とされています。
しかし、しっかりと検査をして原因を取り除きながら、その後の出産まで経験できることもあります。
現在同じ経験で苦しまれている方や不育症を知らなかったという方にもこの経験とこの記事が
届くことを願っています。
(↓以前の記事はこちら)
本日もご覧いただきありがとうございました。
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